運航継続なるか?スカイマーク羽田/下地島線、搭乗者数10万人達成で弾み

運航継続なるか?スカイマーク羽田/下地島線、搭乗者数10万人達成で弾み

ニュース画像 1枚目:安芸あすかさん 2020年10月25日撮影 JA73NQ ボーイング737-81D スカイマーク
© FlyTeam 安芸あすかさん
安芸あすかさん 2020年10月25日撮影 JA73NQ ボーイング737-81D スカイマーク

スカイマークが運航する羽田/宮古・下地島線の累計搭乗者数が2022年7月14日(木)、10万人を達成しました。2020年10月25日にトライアルとして開設、コロナ禍の厳しい環境ながら約1年9カ月での達成は、今後の運航継続の弾みとなりそうです。

大台を達成したSKY613便のフライト前に羽田空港22番搭乗口でセレモニーを開催、搭乗客にノベルティーが配布されました。下地島の到着時にも、スカイマークのスタッフをはじめ、宮古島市や観光協会などのスタッフが旅客を出迎えました。

ニュース画像 1枚目:下地島空港でのお出迎え
© 下地島エアポートマネジメント
下地島空港でのお出迎え

羽田/宮古・下地島線は、2020年5月に実施された「羽田発着枠政策コンテスト」を受け、2023年10月28日まで暫定的に運航が認められています。受け入れ地の宮古島市は、コロナ禍でも継続的に運航され、宮古諸島や沖縄県の経済・観光促進に欠かせない路線になったことから、「羽田発着枠の獲得に向けて地域一丸となり取り組んでいきたい」とコメントしています。運航継続の可否は、3月27日から1年間の評価対象期間の終了後に正式決定される予定です。

なお、地域の後押しを受け、スカイマークはセール「宮古島フェア」で羽田発の航空券を8,500円から販売しているほか、乗り継ぎ客向けの運賃を設定し、利用者の増加に取り組んでいます。また、宮古島の特産品マンゴーを輸送するなど、航空貨物取扱体制の構築に向けた実証実験にも取り組んでいます。

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