北海道エアシステム(HAC)は、2022年12月下旬より、ATR42-600型機「JA12HC(機体記号)」を特別塗装機「雪ミク」として運航することを発表しました。「雪ミク」は北海道を応援するキャラクターです。2010年の「さっぽろ雪まつり」で「初音ミク」の雪像を製作したことをきっかけに誕生しました。
特別塗装はデカールによる装飾で、機首部分に「雪ミク」のキャラクターが描かれ、胴体後方に「雪ミクといっしょに 北海道の空を飛ぼう おかげさまでHACは25周年」のメッセージが添えられます。HACは1998年に設立され、2023年で25周年を迎えます。
現在、HACは3機のATR42-600型機「JA11HC」「JA12HC」「JA13HC」を運航しています。「雪ミク」塗装が登場すると、3機すべてに特別な塗装が施されることになります。
「JA11HC」には、「北海道の豊かな海と美しい雪が舞い降る大地」をコンセプトに、機体右側には「サケ」「ウニ」「コンブ」「ホタテ」が描かれ、機体左側には6つの就航地をあらわす雪の結晶が描かれています。
「JA13HC」には、JALグループが加盟するワンワールド(航空連合)の塗装が施されています。