中国がロシアのミルMi-171E多用途ヘリコプター55機を採用したと防衛産業関係者が明らかにしたことが2012年8月21日、ノーボスチ・ロシア通信などが伝えています。ロシアと中国政府が2012年7月下旬に契約したもので、標準仕様の単価は1000万米ドルから1200万米ドルと見られています。
ヘリコプターの輸出契約では最大規模のもので、Mi-171Eはウラン・ウデ航空機工場で生産されます。
Mi-171EはMi-8ヒップの輸出用発展型で、37人の乗客もしくは4トンの貨物を時速250キロで、610キロ離れたところへ輸送することができます。とくに中東とアジアで運用されることを想定して設計されています。