酒気帯び状態で機体整備、スカイマークへ行政指導

酒気帯び状態で機体整備、スカイマークへ行政指導

ニュース画像 1枚目:スカイマーク 737-800
© FlyTeam ニュース
スカイマーク 737-800

スカイマークは2023年2月7日(火)、同社社員が酒気帯び状態で機体整備をおこなったとして、国土交通省航空局から業務改善勧告および、安全統括管理者の職務に関する警告の行政指導を受けました。

同社によると、2022年12月25日、同社ライン整備部(羽田空港)所属の確認主任者が長崎空港への出張支援時、整備作業開始前の法定アルコール検査を実施しないまま不正に合格として検査記録をねつ造。酒気帯び状態で長崎/神戸線のBC140便の出発前整備業務に就き、一部検査項目に対して十分な確認を行わずに事実と異なる整備記録を作成したことによるものです。

また、この事象について、同社整備本部から航空局への報告が大幅に遅れたことも含め、2月24日(金)までに必要な再発防止策を報告するよう指示を受けたと発表しています。

同社は、今回の行政指導を重く受け止め、全社を挙げて安全体制の再構築と再発防止
に向けた取組みを徹底するとしています。

メニューを開く