日本トランスオーシャン航空(JTA)は2023年6月7日から、14機目となるボーイング737-800型機「機体記号:JA348J」の運航を開始しました。日本航空(JAL)が2012年から運航していた機材です。この移籍は2月に発表されていたもので、2023年夏ダイヤから大阪(関西)/宮古線を通期運航化とすることや、JAL便の羽田/小松・岡山線をJTA機材で運航する共同引受体制を構築するにあたり、機材を増やしたものです。
「JA348J」は、4月までにJALとしての最終運航を終え、JAL塗装のまま4月18日に羽田空港から那覇空港へフェリー。国土交通省 航空局によると、同機の定置場が4月28日付けで、「羽田空港」から「那覇空港」へ変更されていました。その後、5月2日に那覇空港から台湾南西部・台南空港へ飛行。6月4日まで、JTAが重整備を委託する整備工場にて、外観の塗装変更を含めたJAL仕様への改修整備を受けていました。
JTAが14機保有する737-800のうち、12機は新造機として受領。今回の「JA348J」以外にも、2020年1月に「JA350J」がJALから移籍しています。