【地震】空港の運用状況まとめ-国土交通省発表など

【地震】空港の運用状況まとめ-国土交通省発表など

NHK等の報道によると、現在、救援物資の輸送などで花巻空港を活用する方向を検討しているという。なお、現在、運用を停止しているのは滑走路が水没した仙台空港。これに加え、旅客ターミナルビルが一部破損した花巻空港と茨城空港という。

国土交通省のまとめでは3月12日午前9時現在の発表では下記のとおり。

<運用停止>
■仙台空港:3月11日午後3時56分に冠水がはじまる。
      駐機なしも、小型機は確認中。
      貨物ターミナルビルは火災発生し、ビル職員が航空局庁舎に避難。3階に旅客、地域住民が避難。職員約100人は庁舎に待機。庁舎1階浸水。
      乗客など約1100はビルに宿泊予定。
■大館能代空港:仙台空港からの保安業務提供不可

<特別運用>
■花巻空港:ターミナルビル2階天井落下。旅客の対応は当面不可。3月11日午後4時5分に運用再開も首相官邸の要請で「緊急輸送拠点空港」に。
ターミナルビル使用できず、定期便の運航は不可

<運用再開>
■三沢空港:3月11日、午後6時50分に運用再開
■福島空港:タワーのガラス全壊も運用可能。仙台空港閉鎖にともなう代替措置として臨時便を運航。
     ADO:札幌/福島線3便
     ANA:羽田/福島線、中部/福島線を検討
■茨城空港:ターミナルビル中央部分の天井落下も運用中
■佐渡空港:仙台空港からの保安業務提供不可->問題無し
■新潟空港:午前3時59分発生の地震被害を確認中->問題無し
■山形空港:3月12日午前4時に滑走路閉鎖解除(給油可)
■成田空港:3月12日午前6時から通常運用再開
■奄美・喜界空港:3月12日午前6時30分から運用再開
■徳之島空港:3月12日午前7時30分から運用再開

ソース:国土交通省 - 平成23年東北地方太平洋沖地震(第8報)

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