またまた「ベルーガ」1年経たずの再来日?! 前回はヘリを輸送

またまた「ベルーガ」1年経たずの再来日?! 前回はヘリを輸送

ニュース画像 1枚目:神戸空港 2023年7月29日撮影 F-GSTC エアバスA300B4-608ST ベルーガ エアバス・トランスポート・インターナショナル
© FlyTeam mild lifeさん
神戸空港 2023年7月29日撮影 F-GSTC エアバスA300B4-608ST ベルーガ エアバス・トランスポート・インターナショナル

エアバスの大型輸送機「ベルーガ」が、日本に向かっているようです。機体はベルーガの3号機 A300-600ST「機体番号:F-GSTC」。ベルーガは2022年にエアバスが立ち上げた新会社「エアバス・ベルーガ・トランスポート」に移籍しており、今回の輸送には同社のICAOコードである“BCO”の便名が付与されています。

2024年2月14日にフランス・トゥールーズを出発したベルーガ3号機は、マルセイユ、カイロ、ドバイなどを経由して、ベトナムのダナンまでフライトしています。

■2024年2月 ベルーガ「F-GSTC」これまでの行程
(日にち、便名、出発地 -> 到着地、飛行時間)
2/14:BCO4001便 トゥールーズ -> マルセイユ (0:45)
2/16:BCO4002便 マルセイユ -> カイロ (4:19)
2/17:BCO4003便 カイロ -> ドバイ (3:28)
2/18:BCO4004便 ドバイ -> ハイデラバード (3:36)
2/18:4Y4005便 ハイデラバード -> パタヤ (3:43)
2/19:BCO4006便 パタヤ -> ダナン (1:23)

3号機はこれまで3回の日本への飛来した実績があり、ヘリコプターを輸送した前回の2023年7月には、以下の経路で日本へフライトしています。

■2023年7月 ベルーガ「F-GSTC」日本までの行程
(日にち、便名、出発地 -> 到着地、飛行時間)
7/20:4Y8001便 トゥールーズ -> マルセイユ (0:37)
7/22:4Y8002便 マルセイユ -> アテネ (2:28)
7/22:4Y8022便 アテネ -> シャルム・エル・シェイク (2:20)
7/23:4Y8003便 シャルム・エル・シェイク -> ドバイ (3:20)
7/24:4Y8004便 ドバイ -> アフマダーバード (2:56)
7/24:4Y8005便 アフマダーバード -> チェンナイ (2:26)
7/25:4Y8006便 チェンナイ -> ランカウイ (3:40)
7/25:4Y8007便 ランカウイ -> ダナン (2:23)
7/27:4Y8008便 ダナン -> クラーク (2:21)
7/28:4Y8009便 クラーク -> 関西 (4:00)
7/29:4Y8099便 関西 -> 神戸 (0:22)

この新会社は、ヘリをはじめ、産業機械や衛星などの特大貨物輸送事業を行っており、「ベルーガ」を日本で見る機会が増えています。今後、A300-600STの後継機であるA330-700型機「ベルーガXL」の順次導入を予定しています。

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