航空自衛隊、F-35A 2機を要求-平成25年度防衛省概算要求

航空自衛隊、F-35A 2機を要求-平成25年度防衛省概算要求

2012年9月7日に発表された平成25年度防衛省概算要求で、航空自衛隊が要求している主なものは以下の通りです。

・F-35A 2機:308億円(初度費1,168億円)
・F-15 近代化改修 6機:71億円
・F-15 自己防衛能力の向上 1機:22億円
・F-2 空対空戦闘能力の向上 12機:43億円
・F-2 JDAM機能の付加 11機:10億円
・UH-60J 2機:81億円(初度費11億円)
・E-767の能力向上 1式:100億円
・基地防空用地対空ミサイル 1式:54億円
・滞空型無人機システム研究開発:30億円
・戦闘機用エンジン要素研究:45億円
・新空対艦ミサイルXASM-3の開発:114億円
・那覇基地E-2C整備基盤の整備:0.7億円
・那覇基地2個戦闘機飛行隊化施設整備:34億円

F-35Aは24年度予算で4機を発注済みで、これはアメリカで生産され、今回要求された2機から国内で生産されます。そのための設備・機器代やライセンス料など初度費1,168億円が計上されています。

F-15近代化改修はレーダーFCSやセントラルコンピュータの換装、AAM-4運用能力の付加等を行い、自己防衛能力の向上は統合電子戦システムとチャフ・フレアディスペンサーを新型のものに換装するものです。F-2空対空戦闘能力の向上はAAM-4運用能力を付加するもので、JDAM機能の付加はGPS誘導爆弾の運用能力を付加するものです。

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