豪ヴァージン、機齢4.2年に若返り-次期ワイドボディ機を選定中

豪ヴァージン、機齢4.2年に若返り-次期ワイドボディ機を選定中

ヴァージン・オーストラリアは2012年度(2011年7月〜2012年6月)の決算とあわせ、機材の運用状況をアップデートしました。

2012年度ではERJ-170型4機が全て退役、主要機材は737-700型、737-800型に加え、2011年5月から導入していたA330-200型の新機材を3機導入。オーストラリアのリージョナル航空会社スカイウエストとの提携により、ATR-72型が運航路線に新たに導入されています。これにより、機齢は2011年度末(2011年6月)の4.9年から2012年度末(2012年6月)は4.2年と新機材導入で下がっています。

機材のリニューアルでは国際線に投入する777-300ER型5機は年内にリニューアルを終了、2013年の早い段階にERJ-190型にビジネスクラスシートを装着し、機材のリニューアルプロジェクトは一段落となります。

ヴァージン・オーストラリアでは今後の機材構成は、現在のナロウボディ、ワイドボディのいずれも保有する体制で、路線拡大を引き続き検討していくとしています。中長期的にも、738MAX8型を発注済みで2019年から導入しますが、2017年以降のワイドボディ機材についても選定を進めています。

なお、「ヴァージン・ブルー」からヴァージン・オーストラリアへの塗装変更は保有する102機のうち50%以上が新塗装となっています。

期日: 2011/07/01 〜 2012/06/30
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