フジドリームエアラインズ(FDA)は、2024年3月に退役したエンブラエル170型機「機体記号:JA04FJ」のパーツを長野県に寄贈することを発表しました。7月26日に開催された「信州まつもと空港ジェット化30周年記念セレモニー」で明らかになったものです。
機体カラーが「グリーン」の「JA04FJ」は、FDAの4号機として2010年10月に運用を開始。2011年7月からは、機体色が信州の山々をイメージさせることから長野県松本市の観光大使に任命され、2016年に同じカラーの「JA11FJ」に継承されるまで、観光大使として活躍していました。FDA唯一の中古機でもあり、かつ最も機齢を重ねていた機体であったため、同社初の退役機に。前観光大使という関係性もあり、パーツが寄贈される運びとなりました。
寄贈されるパーツは、機体の頭部パーツおよびウィングレット。長野県は、これらのパーツを展示用として活用する予定であるとしています。