イギリス空軍VC10、3機が各基地上空を編隊飛行

イギリス空軍VC10、3機が各基地上空を編隊飛行

2012年8月30日、イギリス空軍のVC10 3機がロージマス、ルーカーズ、ワディントン、クランウェル、カニングスビー、マーハムなどの空軍基地上空を編隊飛行しました。これはVC10の50周年、第101飛行隊95周年、VC10K2の空中給油機運用30周年を記念するフライトでした。

イギリス空軍のVC10 3機

記念飛行は4ヶ月前から、イギリスの気まぐれな天気を気にしながら準備されました。ブライズ・ノートン基地を30秒間隔で離陸した3機のVC10は、まず北海上空で空中給油訓練を実施しました。トーネードGR.4との訓練をしたあと、VC10同士の訓練を実施しました。VC10はT型尾翼のため、給油機のエンジンの影響を受けるので、パワーとトリム調整が必要とのことです。

訓練を終えると3機はイギリス空軍基地を編隊飛行しました。ブライズ・ノートン基地へ戻った編隊は、滑走路上空でエシュロンをブレイクして着陸しました。

現在6機あるVC10は来年退役が予定されています。それまでアフガニスタン作戦やフォークランド諸島防空などを支援するため飛び続けます。

メニューを開く