森本防衛大臣、オスプレイ配備に手順を踏むことを強調

森本防衛大臣、オスプレイ配備に手順を踏むことを強調

森本防衛大臣は2012年8月30日、アメリカ海兵隊のMV-22オスプレイ配備問題について、臨時の記者会見を開きました。これは、8月28日のモロッコの事故に関する事故評価報告の発表と、それを携えての山口、沖縄両県への訪問を終えてのものです。

会見で大臣は、もう1件のフロリダでの事故報告とその分析・評価が来週いっぱいかかるとし、また、日米合同委員会でオスプレイの飛行方法について何らかのルール作りを検討しており、この2つの手続きが完了して安全を確認しない限り飛行を開始することはないとしています。

そして、飛行を開始するにあたっては岩国基地で、関係者の体験搭乗も検討中であることを明らかにしています。その後、岩国から普天間へフェリーされ、完熟飛行や整備システムのチェックをしなければならず、具体的な配備日時は分からないとしています。

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