新型機は再びエバレットで製造へ ボーイング、最大労組と労使協定で暫定合意

新型機は再びエバレットで製造へ ボーイング、最大労組と労使協定で暫定合意

ニュース画像 1枚目:エバレット工場で製造されるボーイング機 イメージ
© FlyTeam かみじょー。さん
エバレット工場で製造されるボーイング機 イメージ

ボーイングは2024年9月8日、同社最大の労働組合である国際機械工・航空機工労組(IAM)との労使協定の暫定合意に達したことを発表しました。暫定合意では、過去最大の賃上げや退職金の増額、医療費の負担軽減などのほか、ボーイングの新型機をシアトルで製造することが盛り込まれています。

同社はシアトル・エバレット工場にて、767シリーズや777X、737MAXの製造を行っています。しかし、同社の主力機のひとつである787シリーズについては、2021年をもって製造ラインがノースカロライナ州・チャールストン工場に移管していました。今回の合意により、今後開発される新型機の生産ラインがエバレットに戻ることになります。

ニュースURL
メニューを開く