FAA、ウイングレット装着の757-200型の貨物機改修で認可

FAA、ウイングレット装着の757-200型の貨物機改修で認可

機体改修などを手がけるプリシジョン・コンバージョンズ(Precision Conversions, LLC)は2012年8月30日、ウイングレット装着の757-200型の旅客機から貨物機の改修についてアメリカ連邦航空局(FAA)からの認可を得たと発表しました。この認可はロールスロイス、プラット&ホイットニーと両社のエンジン搭載ともに対象となります。

ウイングレット装着の757-200型の貨物機へ改修した1号機は、カーゴ・エアクラフト・マネージメントが所有する機材で、エア・トランスポート・インターナショナル(ATI)が2012年後半に運航する予定です。

プリシジョンではウイングレット装着の757-200型は300機が旅客機として運航されていますが、今後は旅客機としての役目を終えた後、貨物機としての道を開くとしています。同社は今後、ヨーロッパ、南北アメリカ、インド、オーストラリア、アフリカ、中国へ757-200PCFを合計33機、デリバリーする予定です。

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