ルフトハンザドイツ航空は、長距離路線向けの新座席「アレグリス(Allegris)」をボーイング747-8型機に導入すると発表しました。既存機を改修し「アレグリス」を導入するのは、ボーイング747-8型機が初めて。運用開始時期に関して現時点で未発表ですが、同社によるとすでに改修工事が開始されているとのことです。
「アレグリス」は、2024年5月からエアバスA350-900型機に導入され、現時点で9機が「アレグリス」仕様で運用されています。機内はファースト4席・ビジネス38席・プレミアムエコノミー24席・エコノミー201席の計4クラスで構成され、ファーストクラスは完全個室で2つの座席がダブルベットになる「スイートプラス」のほか、窓側席の「スイート」の2種が用意されています。なお、現時点では「アレグリス」仕様機の日本路線への投入実績はありません。
ボーイング747-8型機は現在、東京(羽田)〜フランクフルト線に投入されています。今後改修が実施されることで、A350-900だけでなく747-8の「アレグリス」仕様機が日本路線へ投入される可能性があります。