エンブラエルは2012年9月5日、ブラジル空軍とKC-390軍用輸送機の基本設計審査を、8月20日から29日までエンブラエルのエウジェーニオ・デ・メーロ施設で実施し、開発計画の大きなマイルストーンを達成したと発表しました。
審査では、主要なコンポーネントとインターフェースを含む構造とシステムの技術的な特徴を空軍側へ提示し、現段階での予想される到達点に達していることが確認されました。コクピットは、女性パイロットのジョイス・デ・ソウザ中尉が、人間工学的見地から審査しました。
開発計画の次なるマイルストーンは、試作機製作のための最終設計審査になります。
KC-390はターボファン双発の中型戦術輸送/給油機で、ブラジル航空界が開発する最大の航空機です。