日本航空(JAL)は2013年1月に予定している国際線777-300ER型の全クラスに新座席を導入しますが、その機内仕様を発表しました。この機材は成田/ロンドン線で導入、順次、成田/ニューヨーク線など欧米線に拡大するもの。777-300ER型13機が新仕様となり、機材名称は「SKY SUITE 777(スカイスイート777)」で、時刻表の表記は「SS7」となります。
ファーストクラス「JALスイート/JAL SUITE」は木目調の上質な空間へデザインを一新。シート配列は「1-2-1」で、ベッド長はおよそ211センチ、ベッド幅は最大で84センチ、モニターは23インチとなります。
ビジネスクラスはプライベート空間を実現し、シート名称は「スカイスイート/SKY SUITE」。配列は「2-3-2」で、ベッド長はおよそ188センチ、ベッド幅は65センチ、ベッド時足元幅は53センチ、個人モニターは23インチです。
プレミアムエコノミー「スカイプレミアム/SKY PREMIUM」の配列は「2-4-2」。JALの現行と比べるとおよそ10センチ拡大した座席ピッチ約107センチとなります。エコノミークラスは「スカイワイダー/SKY WIDER」で配列は「3-3-3」。座席ピッチは現行の31インチから33～34インチへ拡大されます。
また、ファーストクラス、ビジネスクラスには温水洗浄便座「ウォシュレット」を装備するほか、一部の777-300ER機材に設置している「スカイギャラリー」をビジネスクラスのセルフサービスコーナー付近に設けます。
なお、詳しくはJALの特設サイト「JAL SKY SUITE 777」を参照ください。