オスプレイの安全性を確認、日本での飛行運用開始を認める

オスプレイの安全性を確認、日本での飛行運用開始を認める

森本防衛大臣と玄葉外務大臣が2012年9月19日午前、共同記者会見を開き、MV-22オスプレイの安全性を確認したため、日本での飛行運用を開始させると発表しました。

これは2012年、モロッコとフロリダで起きた墜落事故など、防衛省の分析評価チームが中心となって同機の安全性を検証した結果、日本政府としてMV-22は安全と判断したものです。

これにより、MV-22は今週内から山口県の岩国基地で試験飛行が始まり、10月には沖縄県の普天間基地へ配備されると見られています。

同時に発表された「MV-22オスプレイの沖縄配備について」ではMV-22の機体自体に問題はなく、日米の合同委員会で最低安全高度(地上500フィート)以上での飛行すること、人口密集地域、原子力施設などの上空を回避すること、垂直離着陸モードはアメリカ軍施設内に限ることなどを合意し、運用についても安全対策がとられたとしています。

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