防衛省は2012年10月2日、UH-Xの開発メーカ選定において、官製談合防止法違反の疑いがあるとして陸上自衛隊幹部を東京地検に告発しました。NHKが報じています。
UH-Xは現用のUH-1Jの後継となる汎用ヘリコプターで、昨年、川崎重工と富士重工が提案書を提出し、川崎重工案が採用され開発作業が始まっていました。今回の事件は、陸自幹部が川崎重工案が採用されるように、内部資料を渡すなど便宜を図った疑いがもたれています。
9月4日には東京地検特捜部が、防衛省技術研究本部や川崎重工などを家宅捜索していました。