チャック・イエーガー退役准将、65周年目の音速突破

チャック・イエーガー退役准将、65周年目の音速突破

ニュース画像 1枚目:2012年、F-15Dイーグルに搭乗するチャック・イエーガー退役准将
© U.S. Air Force photo/Lawrence Crespo
2012年、F-15Dイーグルに搭乗するチャック・イエーガー退役准将

史上初の音速突破が記録されてから65周年目の2012年10月14日、チャック・イエーガー退役准将がF-15Dに乗って超音速飛行を再現しました。

チャック・イエーガー退役准将は、1941年9月12日に兵士としてアメリカ陸軍に入隊し、後にパイロットの訓練を受け、第二次大戦中には1回のミッションで5機を撃墜するなどしてエースとなりました。戦後テストパイロットとなり1947年10月14日、現在のエドワーズ空軍基地でロケット実験機ベルX-1"グラマラス・グレニス"を操縦して、史上初の超音速飛行を成功させました。

再現飛行では第65仮想敵飛行隊(65AGS)のデビッド・ビンセンス大尉と、F-15Dに搭乗してネバダ州のネリス空軍基地を離陸し、午前10時24分にカリフォルニア州エドワーズ空軍基地上空45,000フィートで音速を突破しました。

イエーガー氏の現在の階級については退役少将(Major General)とする資料もありますが、ここでは空軍のリリースどおり退役准将(Brigadier General)とします。いずれにしても御歳89歳で超音速飛行、さすがです。

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