アメリカ・カリフォルニア州ノースアイランド航空基地で2012年11月16日、第15対潜ヘリコプター飛行隊(HS-15)が、第15海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC-15)に変更されるセレモニーが開催されました。部隊の愛称はレッド・ライオンズが継承されます。
アメリカ海軍が航空母艦に搭載するヘリコプター飛行隊は、SH-60FオーシャンホークとHH-60Hレスキューホークを装備する対潜と救難を任務とする部隊でした。これを海上戦闘能力も備えた多用途のMH-60Rシ−ホークと、物資輸送や救難、特殊戦部隊潜入などに使えるMH-60Sナイトホークに置き換え、任務の変更にともない部隊名を対潜ヘリコプター飛行隊(HS:Helicopter Anti-Submarine Squadron)から、海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC:Helicopter Sea Combat Squadron)に変更する計画を進めてきました。
MH-60RはSH-60Fの発展型で任務もあまり変わりませんが、MH-60Sは新しい機種で任務も広範囲になるため部隊員も転換に苦労したようです。