ロッキード・マーティンは2012年11月15日、HC-130JコンバットキングII救難捜索機2機をアメリカ空軍へ相次いでデリバリーしました。
「5706」はニューメキシコ州カートランド空軍基地にある航空教育訓練軍団第58特殊作戦航空団(58SOW)に配備され、訓練に使用されます。
「5707」はアリゾナ州デビス・モンサン空軍基地の第23航空団(23WG)第563救難群(563RQG)に配備されます。563RQGでは初めてのHC-130Jです。
HC-130Jは現用のHC-130P/Nの後継機で、戦闘救難作戦の空中指揮をとったり、救難ヘリへの空中給油、捜索救難などを任務とします。また特殊作戦部隊の潜入、回収など際どい作戦にも使用されるため、航法能力や夜間飛行能力、防御能力などが高められています。