ヨーロッパ無人戦闘実証機、nEUROnが初飛行

ヨーロッパ無人戦闘実証機、nEUROnが初飛行

ダッソーは、2012年12月1日イストルの飛行試験基地で、ヨーロッパ無人戦闘ステルス技術実証機「nEUROn」の初飛行に成功したと発表しました。

nEUROnは2005年にフランス国防調達庁(DGA)とイタリア、スウェーデン、スペイン、ギリシャ、スイスを巻き込んで開発がスタートしました。ダッソーが主契約社で、イタリアのアレニア・アエルマッキ、スウェーデンのサーブ、スペインのEADS-CASA、ギリシャのHAI、スイスのRUAG、フランスのタレスの技術とノウハウが結集されました。

全長10メートル、全幅12.5メートル、空虚重量5トンでロールスロイス・チュルボメカアドアーエンジンを1基装備します。今後2014年までフランスでテストが続けられ、その後スウェーデンやイタリアで運用試験やステルス性の計測が行われます。

動画を見ると、ノースロップ・グラマンがアメリカ海軍と開発中のX-47Bとそっくりの機体です。

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