1950年代に建設されたレンガ造りの管制塔が取り壊し ヒースロー空港

1950年代に建設されたレンガ造りの管制塔が取り壊し ヒースロー空港

ヒースロー空港で1950年代から活躍していたレンガづくりの管制塔「オールド・コントロール・タワー(OCT)」が、新たなターミナル2のリニューアルにともない今週末にも取り壊されます。特徴のある赤いレンガで、その頂きにはドーム型の管制室があるOCTは9階建てで、1955年からヒースロー空港の発展と共に歩んできました。

ヒースロー空港レンガづくりの管制塔「オールド・コントロール・タワー(OCT)」

このOCTは2012年まで利用されていましたが、2007年からは主な業務は新たな管制塔に移行されていました。ちなみに、このOCTが取り壊されると、ヒースロー空港で1950年代の建物はボイラーハウスのみとなります。

古いものを大切にするお国柄のイギリスですが、拡張を繰り返しリニューアルされていく空港では、なかなか古いものを残しておくことも大変なようです。

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