オーストラリア国防省はKC-30A(エアバスA330MRTT)が、初期作戦能力(IOC)を獲得したと2013年2月26日、アバロン飛行場で開催中のオーストラリアン・インターナショナル・エアショーで発表しました。
オーストラリア空軍はKC-30Aの5号機、最終号機を2012年11月に受領し、12月にはアンバレー基地に配備しました。また、オーストラリアで訓練した最初のパイロットと給油オペレーターも2012年12月に誕生しています。
KC-30Aは2基のドローグポッドと、フライ・バイ・ワイヤ空中給油ブーム・システム(ARBS)、他の給油機から給油を受けるためのユニバーサル空中給油レセプタクル(UARRSI)を装備しています。エンジンはGE製CF6-80E 2基で、防御支援装置、270席の座席なども装備しています。