ボンバルディア、Cシリーズの初号機を公開 座席増のオプションも発表

ボンバルディア、Cシリーズの初号機を公開 座席増のオプションも発表

ボンバルディアは2013年3月7日、カナダ・ケベック州ミラベルの同社工場で、Cシリーズの初号機「FTV1」、製造番号50001を公開しました。同社ではCシリーズの開発プログラムは2013年6月末の初フライトに向け、順調に進んでいるとしています。

Cシリーズに搭載するプラット&ホイットニー製PW1500Gエンジンは既にカナダ航空当局から型式認証を得ており、構造強度試験機体、地上テスト、テストベッドでフライトの安全性を担保するとしています。

なお、ボンバルディアはこの発表にあわせ、CS300の新しいバージョンとして最大160席を搭載できるバージョンを発表しました。これはラトビアのエア・バルティックが148席仕様を採用することが決まったものです。この座席数を増やす仕様は主翼部にドアを装着する必要があり、新造機、あるいは将来の改修としても対応が可能です。

ボンバルディアではCシリーズでは100席から149席の市場を主力とすることは変えないとしていますが、市場の要望により柔軟に座席数の増加に対応し、特に機材の生産性を高めたい場合にはこのオプションが有効としています。

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