ロッキード・マーティンは2013年3月7日、サウスカロライナ州グリーンビル工場で、アメリカ税関・国境警備局(CBP)にP-3早期警戒機(AEW)の寿命中期近代改修(MLU)機の7号機を、予定より50日早く引き渡しました。
引き渡されたのはCBPの保有する8機のP-3AEWのうちの1機で、このあと胴体上に早期警戒レーダーのロトドームを搭載してCBPに復帰します。
P-3のMLUは、主翼の交換などをして、現在の飛行制限を解消し15,000飛行時間以上、20年以上も運用寿命を延長します。CBPでは中南米からの麻薬密輸や不法移民を阻止するためにP-3AEWを運用しています。
ロッキード・マーティンは、今回で4回連続して予定より早く引き渡しました。