アメリカの格安航空会社(LCC)、ヴァージン・アメリカは53機目となる機材を近く導入しますが、この機材で初めてシャークレットを装備したA320を受領します。現在は「D-AXAL」のテストレジですが、機体記号(レジ)は「N361VA」として登録される予定で、すでにハンブルクのエアバス工場でフライトしています。
このシャークレットは燃費向上に役立ちますが、それよりも「アメリカ」らしい星条旗をイメージした塗装が施されているところが注目されます。アメリカン航空も「アメリカ」にちなみ、星条旗をイメージする塗装に変更しましたが、ちょっとした星条旗ブームがアメリカの航空会社に到来しているのかもしれません。
なお、シャークレットに描かれている星は7つ。ヴァージン・アメリカが拠点にするカリフォルニア州での就航地は5空港。西海岸ではポートランド、シアトルを含め7空港。こうした星の意味合いも気になります。