デルタ航空とヴァージン・アトランティック航空は2013年4月8日、アメリカ運輸省(DOT)に共同事業の独占禁止法の適用除外を申請しました。対象は北米とイギリス間のフライトです。
デルタとヴァージンの提携により、北米とイギリス間、特にアメリカとロンドン間が選択肢が大きく増えることから便利になるとしています。また、DOTの認可が得られれば、デルタ航空はシアトル/ロンドン・ヒースロー線を開設する計画です。
申請ではロンドン・ヒースロー空港の発着枠をアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズのジョイント・ベンチャーで確保しているため、デルタ/ヴァージンの共同事業は拡大により、質と量の両面で顧客のメリットになりうるとしています。
共同事業では両社の運航スケジュールの調整、ネットワークの構築計画、販売価格の決定、レベニューマネジメントなどを北米とイギリスで展開。顧客には両社のコードシェア便が利用できるようになるほか、マイレージプログラムの協力により相互にマイルの獲得、ラウンジへのアクセスなどが可能になります。