エアバス・ミリタリは海洋監視目的のC-295 MPA パーシェイダーにMBDAのMarte Mk2/S対艦ミサイルを搭載、その試験弾の投下テストを行ったと発表しました。テストはエアバス・ミリタリとMBDAにより共同試験での飛行で、すでに飛行性能などのパフォーマンスを検証する一連の最終テストでした。
このミサイルはC295 MPAの外翼パイロンに搭載されたもの。Marte Mk2/Sミサイルは、全長3.85メートル、重さ310キロの撃ち放し性のある全天候中距離対艦ミサイルです。中間は慣性誘導、目標に近づくとレーダー誘導され、小型船艇なら撃沈し、大型船艇でも大きなダメージを与えることが出来ます。
これまでMarte Mk2/SミサイルはAW-101やNFH-90ヘリコプターへのインテグレーションが完了し、ユーロファイター・タイフーンでも現在、試験を進めています。