アメリカの格安航空会社(LCC)、スピリット航空は2013年4月22日、「アースデイ」にあわせて燃費効率のよいシャークレット装備のA320により初めて営業飛行しました。「地球に好ましいフライト(Earth's Favorite Way to Fly.)」とアピールしています。
これは機体記号(レジ)「N619NK」で2013年3月末に受領した機体。シャークレットは約2.4メートルの高さで、主翼先端に上空に向いて取り付けられた第2の翼で、通常のA320よりも3.5%改善、排出する二酸化炭素は1機あたり年間700トンの削減できます。また、航続距離100マイル、または最大搭載重量を450キログラムの増量が可能です。
なお、スピリット航空は2013年にさらに5機のA320を導入する予定で、2014年には7機、2015年には10機を導入。いずれもシャークレット装備で、さらに燃費効率の良いA320neoを45機発注しています。