エティハド航空は検討していたジェットエアウェイズへの投資を発表しました。エティハド航空は認可を条件に、ジェットエアウェイズの24%の株式を取得し、戦略的提携を進めます。
提携により両社はコードシェアを拡大。またジェット・エアウェイズはハブのデリー、ムンバイでのサービス強化と両地点からハイデラバード、バンガロールへ新たな便を就航します。また、ジェットエアウェイズはインド/アブダビ間で新たな便を就航し、エティハド航空のグローバルネットワークと接続します。
提携はマイレージ分野でも実施。両社はマイレージを統合し、両社の搭乗によりマイルの獲得、特典航空券の交換も可能となります。
エティハドはこの提携で、株式取得費用として3億7900万ドル、これに加え、両社の提携強化の費用として2億2000万ドル、総額6億ドル、約590億円超を投じるとしています。エティハドが投資し、戦略的提携を行うのはエア・ベルリン、エアセイシェル、ヴァージン・オーストラリア、エア・リンガスに続く5社目です。
ジェットエアウェイズは、以前からスターアライアンスの加盟が噂されていました。同じインドを拠点とするエア・インディアがスターアライアンス加盟保留となり、大きく前進したと見られていたアライアンス加盟でしたが、エティハドとの提携でアライアンス加盟の動向も注目されるところです。