ボーイングは2013年5月29日、787のバッテリー改修をデリバリー済みの50機分で全て終了したと発表しました。ボーイングの動向を伝える「Randy's Journal」で伝えています。
この中で、ボーイングは改修を終えた後も引き続き、エバレット工場内にある787オペレーションセンターで機材の動向をモニターし、787の信頼性とメンテナンスのサポート体制を確保するとしています。
787は2013年1月16日にアメリカ連邦航空局(FAA)が787の運航停止する耐空性改善命令(Airworthiness Directives:AD)を発行して以来、4月27日にエチオピア航空が初めてアディスアベバ/ナイロビ線で営業運航を再開。これまでにエア・インディア、カタール航空、ユナイテッド航空、ラン航空、そして臨時便で全日空(ANA)が運航を再開。このほか、日本航空(JAL)が6月1日、LOTポーランド航空が6月5日から営業運航を再開します。