アメリカ空軍は、ポイントマグー試験場で2013年6月5日、F-35A初のAIM-120ミサイル発射に成功したと発表しました。
F-35AはAIM-120と一連の交信ののち射出し、ロケット・モーターに点火しました。この実験の成功により、ミサイル発射機能を持つブロック2Bソフトウェアの年内完成の目途が立ちました。
ブロック2Bソフトウェアは、空軍が目標とする2016年12月にF-35AのIOC(初期作戦能力)を獲得させるための大きな一歩となります。
F-35Aは、ステルス能力を最大限に発揮する機内4箇所のウエポン・ステーションのほか、両翼にそれぞれ3箇所のウエポン・ステーションがあり、合計10箇所のステーションに18,000ポンドまでの武器を搭載することができます。