ボーイング、787-10ドリームライナーの開発を正式発表

ボーイング、787-10ドリームライナーの開発を正式発表

ニュース画像 1枚目:787-10 イメージ
© Boeing
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ボーイングは2013年6月18日、パリ・エアショーで787-10ドリームライナーの正式な開発着手を発表しました。かねてから噂されていた通りの発表です。

すでに787-10Xの開発前提としてシンガポール航空から30機、航空機リース会社GECASから10機の発注を獲得していましたが、ブリティッシュ・エアウェイズのオプション権行使分の12機、6月18日に発表されたエア・リース・コーポレーションから30機、そしてユナイテッド航空が20機、合計で102機のコミットメントを獲得しての船出となります。

787-10は7,000ノーティカルマイル、12,964キロの航続距離で、ワイドボディ機の90%以上の世界の路線をカバーすることが出来ます。座席数は300席から330席で、こちらは航空会社の仕様によります。

これにより、787はすでに運航を開始している787-8、最終組立に着手している787-9、そして787-10の3種類の派生系をラインアップします。787-10はすでに設計に着手しており、詳細な部分の詰めは近く世界各地のサプライヤーとともに行われます。最終組立の着手は2017年、初のデリバリーは2018年を目標としています。

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