スターアライアンスが2007年12月にエア・インディアの加盟に向けて招待をしてから丸3年が経過。伸び伸びになっている加盟時期も2011年7月末がデッドラインで延長しない、とスターアライアンスのヤーン・アルブレヒトCEOが航空業界紙「エア・トランスポート・ワールド(ATW)」にコメントしている。
通常、アライアンスへの加盟は長くても2年程度だが、エア・インディアは国内線を中心に展開していたインディアン航空との便名統一が2011年2月27日と加盟に向けた整備も猛スピードで取り組んでも厳しい日程。
スターアライアンスは以前からアメリカ、ヨーロッパ以外の「空白」地帯を埋めることを強調し、ロシア、南米、アフリカ、中東と加盟会社を増やしてきたが、いまだインドが空白地帯。果たして、エア・インディアを待ち続けるのか、別の会社に白羽の矢をたてるのか。
いずれにしろ、ユーザーからすれば、早くインドの航空会社を加えて便利になり、マイルも積算したいところだ。