日本貨物航空(NCA)は2013年5月23日までに、 シカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコの北米4拠点で温度管理コンテナ製造、リース大手のエンバイロテイナー(Envirotainer)が認定するQEP(Qualified Envirotainer Provider Qualified Envirotainer Provider Qualified Envirotainer Provider)を取得したと発表しました。
2013年2月には成田、関空の日本国内2拠点でもこの認定を取得し、日米間の主要路線で高品質な温度管理輸送を提供できる体制が整ったとしています。
QEPは、医薬品物流のガイドラインに基づき、温度管理輸送で適切な品質管理、ハンドリングに携わる職員の教育を継続的に実施している企業を評価する認定プログラム。
NCAでは医薬品をはじめ、厳格な温度管理が必要な貨物を対象に「NCA Pharmacare」を2009年9月から全ての路線で導入。エンバイロテイナーのリースコンテナを使用し、荷主、貨物の種別ごとに標準作業要領を設定し、関係基地に手順を周知するなどのほか、便のダイバートや大幅遅延が発生した場合などの緊急時対応を実施しています。また、機齢の若い貨物専用機の747-400F、747-8Fでの運航にも取り組んでいます。