JAXA、不正アクセスで多重の防御策の導入へ

JAXA、不正アクセスで多重の防御策の導入へ

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2013年7月2日、サーバーへの外部から不正アクセスについて調査結果と対応を発表しました。4月13日から4月22日に不正アクセスにより、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」、宇宙ステーション補給機「こうのとり」の運用準備について技術情報、関係者の個人メールアドレスが流出したもの。

不正アクセスは1つの情報システムのIDとパスワードが破られたもの。ただし、流出した情報により、「きぼう」や「こうのとり」の運用に直接使われるものではなく、運用には支障は無いとしています。

この再発防止策として、情報システムを再構築し、多重の防御策の導入、情報管理の強化、教育の徹底等の対策を行うとしています。また、JAXA全体で情報セキュリティマネージメントシステムの再構築を含む、情報セキュリティの抜本的な見直し、強化を進めるとしています。

メニューを開く