神奈川県の厚木基地をベースにするアメリカ海軍第5空母航空団(CVW-5)が、空母USSジョージ・ワシントン(CVN-73)での空母着艦資格取得訓練(Carrier Qualification:CQ)を2013年6月30日に完了しました。
CVW-5の飛行士がCQを取得するには、硫黄島での地上着艦訓練(Field Carrier Landing Practice:FCLP)を完了してから10日以内に、ワシントンで昼夜のタッチ&ゴーか拘束着艦を2回から4回合格させる必要があります。
飛行士らによると、硫黄島でもワシントンと同じ空母航空管制センターの管制官が誘導するため、同じリズムで着艦できると話しています。そのため、通常は丸1日かかるCQをひと晩で完了しました。
CVW-5には以下の飛行隊が所属しています。なお、ワシントンとCVW-5は、2013年のパトロール航海へ出発します。
■CVW-5所属飛行隊
・第102戦闘攻撃飛行隊(VFA-102)ダイヤモンドバックス F/A-18Fスーパーホーネット
・第27戦闘攻撃飛行隊(VFA-27)ロイヤルメイセス F/A-18Eスーパーホーネット
・第115戦闘攻撃飛行隊(VFA-115)イーグルス F/A-18Eスーパーホーネット
・第195戦闘攻撃飛行隊(VFA-195)ダムバスターズ F/A-18Eスーパーホーネット
・第141電子攻撃飛行隊(VAQ-141)シャドウホークス EA-18Gグラウラー
・第115早期警戒飛行隊(VAW-115)リバティーベルズ E-2Cホークアイ2000
・第30艦隊支援飛行隊(VRC-30)プロバイダーズ 第5分遣隊 C-2 グレイハウンド
・第12海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC-12)ゴールデンファルコンズ MH-60Sシーホーク
・第77海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-77)セイバーホークス MH-60Rシーホーク