オーストラリア空軍C-130J飛行隊、No.37 Sqn.が創設70周年迎える

オーストラリア空軍C-130J飛行隊、No.37 Sqn.が創設70周年迎える

オーストラリア空軍のC-130Jを装備する第37飛行隊(No.37 Sqn.)が、1943年7月15日に創設されて以来70周年を迎えました。2013年7月15日にはリッチモンド基地で、現役隊員とOBを集めてのセレモニーが開催され、17日にはシドニー港とブルーマウンテンで編隊飛行を実施します。

No.37 Sqn. は第二次大戦中に組織され、オーストラリアと東南アジア全域で、兵員や負傷兵、捕虜などを輸送しました。戦後1948年に一旦解隊され、1966年にC-130E輸送機の部隊として復活しました。

1998年のシドニー・ホバート・ヨットレース遭難事故や、2011年のクライストチャーチ地震、バリの爆弾テロ事件、ソマリアへの平和維持活動などで、捜索救難、人員・物資の輸送を実施しました。

昨年11月に最後のC-130Hが退役し、現在ではC-130Jを12機運用し、そのうち2機を中東地域に派遣しています。

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