防衛省は2013年7月30日、沖縄県から提示されたMV-22オスプレイの飛行状況についての検証結果を回答、発表しました。
沖縄県からは2012年12月、2012年10月1日から11月30日にかけて、海兵隊のMV-22オスプレイの飛行について、318件の日米合同委員会(JC)合意違反があったとの指摘が防衛省にあり、これを検証したものです。
防衛省が発表した資料では、318件の指摘のうち3件の22時以降の夜間飛行は確認したものの、それ以外に市街地や人口密集地域上空での垂直離着陸モードでの飛行など協定違反は確認できなかったとしています。
夜間飛行については努力目標で協定違反ではなく、垂直離着陸モードについても写真を精査した結果、エンジン・ナセルの角度は60度から70度で転換モードであったと推測しています。