成田空港の航空燃料パイプラインが2013年8月8日、供用開始から30周年を迎えます。このパイプラインは内陸部の空港である成田空港に航空燃料を輸送するため、千葉港から47キロメートルのパイプラインで送油しているもの。
成田空港の開港から5年間は鉄道での暫定輸送を実施し、給油制限を行っていましたが、パイプライン供用により航空機発着回数の増加にも対応できるようになりました。
また、航空需要の増大にあわせ、1996年4月に四街道石油ターミナルの設置、2003年4月に千葉港頭石油ターミナルに新タンク増設、2004年4月に第2給油センターの建設など施設拡充を行っています。
なお、2013年7月に開港以来の累積給油量は1億5,000万キロリットル、給油した航空機は230万機超になっています。