BAEシステムズ、BAe146/アブロRJの消防機への改造を支援

BAEシステムズ、BAe146/アブロRJの消防機への改造を支援

BAEシステムズは2013年9月10日、アメリカとカナダで進められているBAe146/アブロRJの消防機への改造に、技術支援を行っていると発表しました。

BAe146/アブロRJ 消防機 改造

アメリカとカナダの4社が、3,000USガロン搭載のタイプ1消防機としてBAe146/アブロRJを採用し、現在10機が改造中です。これまでタイプ1消防機にはピストンエンジン機のPV2ネプチューンやS-2トラッカー、初期のターボプロップ機であるコンベア580やエレクトラが使用されてきました。BAe146/アブロRJがこれらの老朽機と置き換えられます。

BAe146/アブロRJは、高温の高地でも低速飛行ができ、急なアプローチ可能な4発エンジン機として消防機に適しており、2004年のアメリカ、2009年のスコットランドでの飛行試験で検証されています。

BAe146/アブロRJを採用したのは、カナダ・ブリテッシュコロンビア州アボッツフォードのコンエア・グループ、アメリカ・モンタナ州ミズーラのネプチューン・アビエーションサービス、アメリカ・ネバダ州ミンデンのミンデン・エア、カナダ・アルバータ州エドモントンのエアスプレー・アビエーションサービスです。

メニューを開く