エアバス、A320シャークレット装備機の認証取得を完了

エアバス、A320シャークレット装備機の認証取得を完了

エアバスは2013年9月10日、A320ファミリーの主翼翼端に付けるウィングチップ「シャークレット」装備について、ヨーロッパ航空安全局(EASA)の認証を全て獲得することが出来たと発表しています。最後の認証はA319のIAE製V2500ターボエンジン搭載機でした。

シャークレットの装備により、燃費は4%改善し、A319、A320、A321のCFM製のCFM56エンジン、IAEのV2500エンジンでそれぞれ合計6種類の認証を獲得しました。認証過程でのテストフライトは合計で600飛行時間に及びます。

初めてのシャークレット装備機は2012年12月にエアアジアへA320を引き渡し。A319のシャークレット装備ではアメリカン航空、A321のシャークレット装備ではフィンエアーにそれぞれ初号機を引き渡ししています。

日本でもジェットスター・ジャパンに4機、エアアジア・ジャパンに2機、スターフライヤーに2機のA320がシャークレット装備で引き渡しされています。

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