「沈まぬ太陽」の作者、山崎豊子さんが死去

「沈まぬ太陽」の作者、山崎豊子さんが死去

作家の山崎豊子さんが2013年9月29日、心不全のため亡くなりました。88歳でした。

山崎さんは、大学病院の内部を描いた「白い巨頭」や、伊藤忠商事元会長の瀬島龍三氏をモデルにしたといわれる「不毛地帯」、中国残留孤児を描いた「大地の子」など、社会派の長編小説を著し、その多くがドラマ化、映画化されています。

なかでも「沈まぬ太陽は」ジャンボ機墜落事故を核に会社組織の理不尽さを描き話題となり、映画化もされています。

山崎作品は、綿密な取材を元にしたノンフィクションのような作風が特徴で、「沈まぬ太陽」ではモデルとなった人物や組織から抗議されたりしています。

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