防衛省は2013年10月4日、航空機の部品製造を手がける日本航空電子工業を2014年7月3日までの9ヶ月指名停止し、特別調査を実施すると発表しました。
装備施設本部が企業の会計制度の信頼性などを確認する調査で、日本航空電子工業が工数付け替えによる不正行為を行っていた事実を発見。航空自衛隊のF-2戦闘機向けの部品など2010年、2011年度の契約で、過大請求をしていました。
日本航空電子工業も航空事業部での作業時間の過大計上を防衛省に報告しています。なお、日本航空電子工業は1998年に防衛装備品等の調達契約での過大計上が発生していました。