チャイナエアラインは2013年10月11日、日本と台湾の「松山」空港を結ぶチャーター便を運航いたしました。愛媛県松山市と台湾の台北市の松山空港を結ぶもので、英語では「Matsuyama」と「Songshan」ですが、漢字では「松山」と表記される「松山/松山」チャーターです。
チャーター便は737-800を使用、2つの松山空港で放水アーチによる歓迎を受け、搭乗客にはチャイナエアラインのモデルプレーン、出発地と到着地が「松山」と漢字で刻まれた特別仕様搭乗券、日本語と中国語で記された搭乗証明書などがプレゼントされました。
パイロットも「松山」空港に縁のある人たちが選ばれました。機長の浜嶋さんは松山に慣れ親しんでおり、副操縦士の陳さんも台湾空軍に従事していた際、隣接する基地に所属していた経歴があり、全て松山づくしでの運航となりました。
また、このチャーター便は日本の地方空港から台北・松山空港へ乗り入れる初めてのチャーター便でした。チャイナエアラインはこのチャーター便の後も年末年始などに「松山/松山」便を運航する予定です。
ちなみに、チャイナエアラインが発表しているプレスリリースも日本語、繁体字、英語と3言語を同時発表していますが、英語は表記上、何がニュースなのか分からず素っ気ない感じになってしまっています。漢字を持つ文化圏のみに通用する路線なのかもしれません。