ルフトハンザ・テクニーク、2機のVIP機を近く納入へ 1機はバーレーンか

ルフトハンザ・テクニーク、2機のVIP機を近く納入へ 1機はバーレーンか

ルフトハンザ・テクニークは2013年10月21日、ハンブルクの格納庫で作業を進めているVIP機の内装について2013年12月、2014年初頭に引き渡しすると発表しました。1機は737-800をベースにしたボーイング・ビジネスジェットのBBJ 2で、もう1機は767-400FSER。

BBJ 2はロンドンを拠点にするデザイン事務所が客室デザインを手がけ、スチームシャワー、オープン・キッチン、空気加湿システムなどを備えています。また、航空会社が運航する旅客機でも導入が進められているGSM接続、ライブテレビなどルフトハンザテクニックも装備されています。さらに65インチのモニターを装備し、機内で映画館さながらに映像を鑑賞できます。

767のVIP仕様は、めずらしい型式の767-400FSERを手がけています。数々のVIP機改修を手がけているルフトハンザ・テクニークでもこの機体は初めてで、かつ特別な装備を手がけているとしています。客室内にはVVIP(Very Very Important Person)向けのプライベート客室、ラウンジ、警備や側近の控え室を用意したもの。もちろん機内全体はVIP仕様で、オーディオ・ビデオ・オンデマンド(AVOD)、ライブテレビなどを装備しています。このVIP機はルフトハンザ・テクニークでは顧客名を明らかにしていませんが、バーレーン王室への機体で「A9C-HMH」とみられます。

ルフトハンザ・テクニークはこのほか、747-8のVIP機への改修も手がけています。

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