戦後初の国産旅客機YS-11A型で、海上保安庁の最後の1機、愛称「ブルーイレブン」が引退する。2011年1月13日に羽田航空基地で引退セレモニーが開かれた。同機は、海上保安庁が導入したYS-11A型の1号機で、レジ番はJA8701。1969年(昭和44年)3月から就役、総飛行時間は2万3233時間にのぼる。
海上保安庁では通常、航空機の解役式を行うことはないが、同庁で導入した計5機の最後まで現役として活躍し、国産旅客機としての人気も高く一区切りをつける。
なお、1月15日に茨城空港でブルーイレブンが展示される。時間は午後2時から午後4時まで。