ANAのLCC事業、「学んだことを活かし」早期黒字化めざす

ANAのLCC事業、「学んだことを活かし」早期黒字化めざす

全日空(ANA)などを傘下に収めるANAホールディングスは2013年10月30日、ANAグループの次期中期経営戦略の方向性を発表しました。このうち格安航空会社(LCC)事業について、これまで展開したLCC事業の経験で「学んだことを活かし」、収益事業としての基盤を確立するという方向性を定めます。

100%子会社のバニラ・エアは、発表している成田発着の新千歳、那覇、仁川、台北線に加え、香港とミクロネシアへの就航を検討するとしています。そして、日本を含めた東アジアにおけるLCCマーケットを創出し、早期に収益事業としての基盤を確立するとしています。

持分法適用子会社の格安航空会社(LCC)、ピーチについては黒字化はしていないものの、見通しが良いことから「成功」と位置づけ、ネットワーク拡充で事業基盤を強化するとしています。

中期計画にもエアアジア・ジャパンでの「失敗」と、ピーチの「成功」がくっきりと表現されている様です。

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